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売れるLINEスタンプのタイトルと説明文を書くためのコツ

くも
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どうも、LINEスタンプクリエイターのくも(@kumo_stampです。

LINEスタンプの売れる売れないを左右するのは、主に作品のクオリティや作者の知名度、キャラクターブランドになります。しかし、これらのほとんどはトップクリエイターに限った話になります。初心者や一般クリエイターが副業としてLINEスタンプで稼げるようになるためには、作品や宣伝方法に沢山の工夫をする必要があります。

ところで、長い時間をかけて作成したLINEスタンプの「タイトル」「説明文」を何となく適当に決めたりしていませんか?実は、タイトルと説明文の内容が売上に大きく影響を与えることがあります。

なぜなら、飽和状態にあるLINEスタンプ市場の中でスタンプの特徴・カテゴリを示すキーワードになるからです。

この記事では、LINEスタンプのタイトルと説明文がLINEストア市場においてどのような役割を果たし、売上向上にどのように影響するかをわかりやすく説明します。

この記事でわかること

  • LINEスタンプのタイトルと説明文の重要性
  • 売れるためのキーワード選択方法

LINEスタンプのタイトルと説明文の重要性

LINEスタンプのタイトルと説明文

LINEスタンプのタイトルと説明文は売上に大きく影響を与えるため重要な要素になります。というのも、スタンプの特徴やカテゴリを定性的に示す(イラストの特徴を言葉で表現する)キーワードになるからです。

LINEスタンプをクリエイターズマーケットから登録する時に、「テイストカテゴリ」「キャラクターカテゴリ」といった簡易的にカテゴリを設定することができます。しかし、これらのカテゴリ設定は抽象的すぎるためあまり役に立ちません。

ユーザーがスタンプを購入するまでの流れは、SNS集客やスタンプの連鎖的拡散、ストア新着・ランキング、ストア検索など様々ですが、購入へ大きく貢献している販売経路の1つが「ストア検索」です。特に、「敬語」「動く」「動物系」「名前系」「季節物」などのキーワードを直接検索欄に入力してお気に入りのスタンプを探す方が沢山いらっしゃいます。

LINEスタンプの人気キーワードランキング

上の画像はLINEクリエイターズマーケット公式LINEより送られてきた【LINEストア検索ワードランキング(2021年8月)】になります。ランキング内には「大人」「野球」「サッカー」「カワウソ」など、マーケットでカテゴリに選択できないキーワードで沢山検索されています。

では、実際にそのようなキーワードで検索してみるとどのようなスタンプが検索結果に表示されるのでしょうか?

当然ですが、入力したキーワードがタイトルや説明文に記載されている作品が表示されます。

逆に言えば、タイトルや説明文にキーワードの記載がなければ表示されないということになります。何だかインターネットのサイト検索と似たような感じですね。

結論を言うと、LINEスタンプ市場には「見えないカテゴリ」が存在し、それらを引っ掛けていくにはLINEスタンプや絵文字のタイトルや説明文に「キーワード」を入れる必要があるということです。

要はタイトルや説明文にはできるだけ沢山のキーワードを入れましょう、ということです。

初心者クリエイターあるあるですが、自作のキャラクターを売り出すことに執着するあまりタイトルにキャラクター名を入れてキーワードを入れられなくしてしまうと本末転倒になります。キャラクター名を入れる場合は説明文にそっと入れておくか、ある程度販売実績が出てからタイトルを変更しましょう。

「見えないカテゴリ」をタイトルと説明文に入れる

先ほど、LINEスタンプには「見えないカテゴリ」が存在するという話をしましたが、いくつか例を挙げてみます。

見えないカテゴリの例:「でか文字」「省スペース」「大人」「毎日使える」など

【でか文字】というカテゴリは、文字通りスタンプ内の文字を大きくしたスタンプになります。一方、【省スペース】は最近流行り始めたスタンプの縦サイズを半分程度にしてメッセージの邪魔にならないスタンプになります。その他の【大人】【毎日使える】といったカテゴリはこれといった特徴もなく抽象的なカテゴリになります。

スタンプ申請時のカテゴリ選択には無くても、「見えないカテゴリ」としてカテゴライズされるスタンプは沢山あります。もちろん、これらのカテゴリに定義付けられるスタンプは「タイトル」と「説明文」にこのような文字を含んでいます。

「見えないカテゴリ」の利点は、タイトルと説明文に沢山キーワードを入れられる点です。例えば、「でか文字」と「省スペース」は1つのスタンプに共存できるジャンルなので、どちらもキーワードに入れてみると効果的でしょう。ストア検索からスタンプを探す場合、「でか文字」でも「省スペース」でもどちらでもヒットするので、当然ですが宣伝効果の向上に繋がります。

さて、ここまでキーワードに「見えないカテゴリ」を沢山組み入れることで、ストア検索から見つかりやすくなると説明してきました。しかし、本当はもっと大きなメリットがあります。それは、特集に掲載されやすくなる可能性があるということです。

タイトルと説明文のキーワードで特集掲載を目指す

見えないカテゴリとして「でか文字」「省スペース」「大人」「毎日使える」といったキーワードを例に挙げてきましたが、実はこれらのキーワードは全て特集として募集されているカテゴリなんです。

特集には、予めクリエイターに予告される企画ゲリラで発生する企画の2種類があります。

見えないカテゴリの例

上の画像はLINEスタンプショップにて開催されている特集の一部になります。クリエイターの方なら何となくわかると思いますが、クリエイターズマーケットで募集されていない特集がちらほら見られます。

特集企画として募集されていないスタンプからゲリラでスタンプをピックアップして特集する場合、どのような基準でスタンプが選ばれるでしょうか?

まさか無限のようにあるスタンプの中からスタッフが1つ1つチェックして「これにしよう!」って特集に選んでいるわけがありません。選ばれるからには何か基準があるに違いありません。あるとしたら「タイトル」と「説明文」のキーワードです。

1つ先を見越して、次にどのようなゲリラ特集が来るか予想しながらキーワードを選んでいくと、特集に掲載されやすくなるかもしれませんね。

タイトルに数字を付けてシリーズ化を目指す!

LINEスタンプのタイトルを数字を入れる例

タイトルや説明文にキーワードを沢山いれる以外にも、収益UPにつながるちょっとした工夫があります。

それは「タイトルに数字を入れる」ことです。

LINEストアに並んでいるスタンプを見ていると、作品名の最後に数字が振られている作品がちらほらあります。皆さんはこの数字を見てどう思いますか?

恐らく意識している方はあまりいないと思いますが、「この作品はシリーズ化されているんだな」とか「番号が沢山付いているということは人気があるんだな」と潜在的に感じています。例えその作品がシリーズ化されてなかろうと、ヒット作でなかろうと、ユーザーに「売れているスタンプの錯覚」を見せることが出来ます。

くも
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私も作品に数字を入れることがありますが、シリーズ1~3に別れていると一度に同じシリーズの作品を大人買いしてくださる方もいます。

タイトルに数字を付けている代表的なスタンプに「うさまる」があります。LINEスタンプクリエイターの方であれば誰もが知っている有名スタンプだと思います。この「うさまる」もタイトルの最後に数字が付いており、そのナンバーは10を超えています。

つまり、シリーズが10以上続くほど売れているスタンプだと誰もが思ってしまうのです。そこには「本当に売れているという事実」は関係ありません。大事なのはユーザーに購買意欲を沸かせることなのです。

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